責任、プレッシャー、対人ストレス、薬剤師はこんなにも大変!?

はじめに

必修科目が多く内容も難しく1つでも落とすと進級、卒業が出来ない薬剤師。
周りの一般大学と比べ苦労して薬剤師になったにも関わらず、職務でも大変な業務が目白押しなのは、患者さんや一般の方には伝わらないものがありますよね。

そんな大変な薬剤師であるからこそ引き起こしやすい病気2点を紹介します。

【社会不安障害】

人前で接する際に、緊張感が高まり不安などが生じます。
症状としては手が震えてしまったり(対人恐怖症)、変な汗をかいてしまう(発刊恐怖症)、まわりにどう思われているか気になって仕方ない(場面恐怖症)などです。
これは、日々の業務の中で調剤薬を患者さんへ説明する際の説明責任や、調剤するうえで失敗の許されない細かい作業などの、プレッシャーや責任等が原因で引き起こしやすいといわれています。
■改善策
投薬やカウセリングに頼ることも改善策にはなりますがまずは自分でもできることら取り組んでみましょう。

①家族や友人へ仕事の悩みを打ち明ける
些細な悩みを聞いてくれる信頼できる関係者へ話してみましょう。それはどんなに小さなことでもです。

②規則正しい生活を
健康的な生活が改善への近道です。朝、日差しを浴び、適度な運動をし、バランスの良い食事をしましょう。
そんなことわかってるよ!と思う方もいると思いますが案外これらが出来ている方は毎日の充実感が聞いていなくても伝わってくるものです。

【非定型うつ病】

大手転職サイトなどの記事にはよく薬剤師は「うつ病」「自律神経失調症」が発症しやすいとあります。
しかし、最近の薬剤師は従来のうつ病(関心を失い、喜びをもてない)とは少し違うと考えます。
簡単に説明すると非定型うつ病はうつ病と比較し感情の差が激しいものです。
嬉しい、楽しいことがあれば気分が高揚しますが悪いことがあれば通常のうつ病より強く落ち込みます。
喜びがもてないうつ病と違い、自分では判断しづらい部分がいくつかあり気づかぬうちに非定型うつ病になっている可能性があります。
以下の項目に当てはまる方は予備軍である可能性が高いといえます。

・睡眠時間は確保しているのに日中眠い(過眠)、朝の目覚めが悪い
・過食が多く、体重の変化が激しい
・倦怠感ではなく体が鉛のように重い
・意味もなく不安になり空虚感が出る

全て当てはまる方は黄色信号の可能性が。。。。

改善策としては自分の時間を確保することです。どんなに疲れていても30分でも好きなことに時間を使うことで仕事への向き合い方も変わるはずです。
あとは冒頭でお伝えしました「社会不安障害」同様、心療内科などの投薬、カウセリングや、規則正しい生活などを意識し心がけることが最適と考えます。

まとめ

余談ですが、ライフサイクルが崩れますと長年の蓄積により、がんなどの「三大疾病」を引き起こす原因にもなります。
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やりがいのある仕事であるからこそ、改善を少しでも図り有意義な生活を送りましょう。

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